いきいきとした華麗な色彩と優美な空間を創り出すと言われる現代フランスを代表する画家ベルナール・カトラン。誰もが目にしたことのある、この美しい色のハーモニーを表現した作品とロイズが出会うきっかけとなったのは、念願のお店がオープンした時のこと。
おいしいお菓子を食べるという豊かな時間をも提供するお店という場所、そして本物の味をつくり続けるという情熱。そこから、私たちの“お店”に本物の絵を飾りたいという思いが生まれました。どんな絵がお店に合うだろうと、あちこちの画廊などを訪ね探していたところ、カトランのリトグラフと運命の出会いをしたのです。
この絵の持つ、雰囲気、色合いなど、どれもがお店にぴったり合い、その後もお店が増えるたびにカトランの絵を飾ってきました。
たくさんのカトラン作品と出会ううちに、世界にひとつの絵となる油絵に興味が沸き、ついに1987年「マリーゴールド」を購入しました。するとうれしいことに、ご本人が絵のお礼にと来訪してくださったのです。物静かな優しい紳士というのがその時の印象。社員みんなで記念撮影をしたりと、楽しいひと時を過ごしました。

プロフィール
1919年、パリ生まれ。国立パリ高等装飾美術学校の教師を経て、第2次大戦後、画家に。ブリュメンタール賞、エミリー・ローヴェ賞、オーソン・フリーズ賞など各賞受賞。1995年、レジオン・ドヌール勲章を授与される。世界一周旅行をはじめ、生涯を通じて数多くの旅をし、創作活動を行った。個展のために日本にも定期的に足を運び、俳諧や屏風をテーマにした作品も手掛けた。2004年没。
1998.11.7 カトランご夫婦来社