原料のおよそ4分の1を新鮮な生クリームやリキュールが占める生チョコレートは、チョコレートの中でもとくに賞味期限が短く、品質管理に気を付けなければならないものです。このためロイズでは、工場はもちろん、配送センターでも、店頭でもきちんと冷蔵の状態を保ち、いつも新しいものを店頭に並べるようにと徹底しています。ですから、ご家庭でも商品が届いたら、すぐに冷蔵庫へ。10℃以下でこのデリケートなチョコレートを守ってあげてください。
水分含有量が多い生チョコレートを除き、本来チョコレートに含まれる水分はごくごくわずかです。ですから、保存状態がよければカビが生えたりすることはまずありません。しかし、独特の香りやなめらかな口当たりは、時間が経つにつれ、また開封されればさらにスピードを上げて、損なわれてしまいます。一番おいしい状態で食べてほしいと願うロイズでは、すべての商品に記載されている賞味期限はいわゆる品質の保持というよりも、まさにおいしく食べられる期限ととらえて決定しています。さらにいうならお買い求めいただいてすぐに、できるだけ早くお召し上がりいただきたいと思っているのです。だって、どのチョコレートもやっぱり出来たてがおいしいんですから!
とにかくチョコレートは高温が苦手。それは28℃前後になるとココアバターが溶け始めてしまうという特性によるもの。さらに温度が上がるとチョコレートの表面に白っぽい結晶となって固まってしまいます。この現象を『ファットブルーム』とよびます。また、冷蔵してあったチョコレートを温かい保存場所へ移すなど、急激な温度変化を与えると表面に水滴がつき、これによってチョコレートに含まれる砂糖が溶けだしてしまいます。さらに蒸発すると砂糖の結晶がチョコレートの表面で固まり、「シュガーブルーム」と呼ばれる現象が起こります。
これら2つのブルームはチョコレートならではの現象。食べても害になりませんが、見た目も悪く、味も損なわれます。大敵である高温・多湿を避けて、それぞれの商品パッケージに記された保存方法でおいしい状態を保ってください。
きれいな空気と水があり、豊かな自然に恵まれている、ロイズの工場がある北海道・当別町。この環境は、ヨーロッパの歴史あるチョコレート工場と似通っており、ロイズの工場はチョコレートづくりに最適な場所にあるといえるのです。
e-shop(インターネットショップ)では、このふと美工場から出来たてのおいしさを直接お客様へとお届けしています。夏も冬もちょっと涼しいと感じる、一定の温度に設定された工場から、その温度を保つために配送はすべてクール便にしています。デリケートなチョコレートの性質を思えば、それが最も良い選択なのです。
食べる直前に、お茶を用意する間ほどの時間、チョコレートを少し室温に戻してから食べると、カカオの風味が際立ち、よりおいしくお召し上がりいただけます。赤ワインやチーズの取り扱いにも似た、おいしく食べるためのひと手間です。